あすなろ鉄道の旅
今回のテーマは 三重県四日市市から伸びるローカル線 四日市市あすなろ鉄道を使って 沿線を散策してみました
四日市市あすなろ鉄道自体も ナローゲージと言われる 電車が走る線路の幅が一番狭い線路の為 使われている車両の大きさも 小型バスみたいで 小さかったです
スタートは近鉄四日市駅から 徒歩3分
1日乗車券を購入し ホームに入ると ２つのホームに電車が止まってて １つは発車のベルが…
慌てて飛び乗りギーギーガタガタ揺れる電車の旅がスタート
実は ここで痛感のミス
実は四日市市あすなろ鉄道は途中の日永駅から分岐しており 西日野駅へ向かう八王子線と 内部駅へ向かう内部線があり 当初の予定では 内部駅へ向かうつもりだったのですが 分岐から右折したのを確認
慌てて乗ったのは 八王子線の車両だったのでした（汗）
仕方ありません
急遽 計画を変更 後から行くはずだった八王子線の旅を先にする事に
日永から次の駅が 西日野駅
そして 終点なのです
実は 当初 八王子線には 天白川沿いに西へ西日野駅 室山駅 伊勢八王子駅と続いていたのですが 1976年に川が氾濫
それが原因で 深刻なダメージが有った八王子線全体が廃線に成り掛けるも 地元の人たちの要望で 現在の位置に西日野駅が移され 盲腸線と呼ばれる八王子線になりました
八王子線の名前も その頃の名残を残す為に付けられたそうです
現在 駅の名残は 僅かに残る 名前の付いた看板のみでしたが 良い散歩が出来ました
帰り道は 天白川から離れ少し住宅街へを散策
辿り着いたのは 少し高台にある四郷郷土資料館でした
四日市と言えば 現在 港エリアに広がる工場群が有名ですが 少し離れた この場所に何故 鉄道が引かれたのか
その疑問に答えを教えてくれたのは 立派な洋館で建てられた四郷村役場跡を利用して作られた四郷郷土資料館に居た地元のボランティアの方々でした
江戸時代 この辺りに湧き出る綺麗な水を使い お酒や味醂が製造され 明治に入ると あの富岡製糸場の様な亀山製糸工場が作られ 一大 生産地だったそうです
その物流を運搬する為に八王子線は整備された様で その名残が 立派な洋館の村役場や お洒落な製糸工場でした
しかし今は 水源も変わり 酒屋さんは一件のみになってしまったそうです
一通り 資料館を散策し お昼を食べる為に 更に東へ
順番は逆になりましたが当初の予定通り 調べて有った 天ぷら屋さんの とんち亭さんへ
外観も内装も少しレトロな感じが味な お店でした
店の売りは穴子の天ぷらの様です
しかし最近は 伊勢湾で よく取れてた穴子も 不漁続きで 食べれない時もあるそうで 今回は無事に 穴子の天丼を頂けました（≧∇≦）
穴子もさる事ながら ほかの天ぷらもサクサクふわふわで 美味しゅうございましたw
お腹も満たし 最寄りの内部線 南日永駅へ
勿論 無人駅から あすなろ鉄道に乗り込み 終点の内部駅へ
実は 東海道も駅の側を通っており 少し 東海道の旅を味わう事に 近くを走る 国道1号線を越え 住宅街を抜けると そこには 杖衝坂(つえつきざか)と呼ばれる急坂があります
名前の由来は あのヤマトタケルの命が 伊吹山で傷付いた体を剣を杖にして登った事から着いた名前で あの松尾芭蕉も馬で登る途中 落馬して句を詠んだそうです
坂を登りきると ヤマトタケルの命が傷から出た血を洗ったとされる血塚社なる社があり
参拝して 元来た道を戻りました
順番は逆になりましたが 四日市市あすなろ鉄道の旅は終点の四日市駅で終了
小さなローカル線の旅も面白かったです
折角 四日市市に来たので 四日市市立博物館で大自然を感じオーロラ展を観て 珍しい カーブするエスカレーターも体験(写真は有りません)
急遽 四日市市の友人に声を掛けて 一杯呑んで 解散
〆は 1人
この辺りでは定番の新味覚で ニンニクの効いたラー油をたっぷり付け 四日市も満喫して帰りましたww
